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進研ゼミ すらら

進研ゼミとすらら を比較し内容の違いを整理しました。

進研ゼミは、赤ペン先生で有名な通信教育教材で幼児、小学生、中学生、高校生に対応しており、テキストとタブレットから選べる教材です。

すららは、小学生から大学受験生まで幅広く対応しており、無学年式教材を採用しています。子どもの特性に合わせた学習設計で苦手を根本から学び直し、勉強を好きにできる教材です。

この2つの教材の違いは?とお悩みかと思います。

結論

  • 進研ゼミは、学校の授業についていけており、予習・復習を効果的にやりたい子におすすめです。
  • すららは、勉強でつまづきがあり苦手になった子、学校の授業についていけてない子におすすめです。

それぞれの教材はまったく別物で学習の仕方に大きな違いがあります。特徴の違いをよく詳しく解説します。

関連ページ:タブレット学習 小学生 ランキング

進研ゼミ すらら 学習比較|内容の違い

教材名 進研ゼミ すらら
料金 小学生:3,250円〜
中学生:6,990円〜
3教科:8,800円
4教科:8,800円
5教科:10,978円
対象学年 幼児
小学生
中学生
高校生
小学生
中学生
高校生
対応教科 国語・算数(数学)・理科・社会・英語・社会・音楽・美術・保健体育・プログラミング講座 国語・算数(数学)・理科・社会・英語
検定対応 英検、漢検 数検、英検
テキスト
一部、印字可能
日常学習
定期テスト対策
中学受験
高校受験対策
大学受験
さかのぼり学習
先取り学習

漢字、計算のみ

単元を体系的に行える
学習形態 オリジナル教材
提出課題
添削指導
体験型教材
複合(動画配信、ゲーム型、問題集型)
実力テスト 年3回 ・学力診断テスト
・定期テスト機能
・小テスト機能
質問対応 あり あり
無料体験 無料体験教材 WEB上であり
対応機器 専用タブレット
タブレット
パソコン
運営会社 ベネッセ 株式会社すららネット

※すららの料金は進研ゼミに合わせて税込価格にて表示しています。

進研ゼミとすららを比較すると決定的に違う点がいくつか見えてきます。細かく解説します。

進研ゼミ すらら 学習比較1:教材の内容

進研ゼミとすららの教材は大きく違いがあります。

  • 進研ゼミ:進研ゼミは学校進度に合わせた内容。学校で習う内容を定着させることを目的としている。
  • すらら:無学年式教材で子どもに合わせた勉強ができる。

進研ゼミの学習内容

進研ゼミの学習内容

進研ゼミの学習内容は学校進度に合わせて日常学習を進めていくタイプの教材です。

年間カリキュラムが組まれており、毎月の課題が○月号として配信さされます。

現在は、タブレット学習を主流としています。(テキストも選択できます)

進研ゼミの学習内容の目的は学校進度に合わせた学習の定着です。

  • 部活が忙しくて時間がない!
  • 課題がわからなくて、時間がかかる…
  • なんだか勉強へのやる気が出ない…

このような子どもが1回15分で学校授業がわかる内容になっています。

進研ゼミでは、通信教育歴が長く子どもの特徴をよく捉えています。

1回15分という短い時間だからこそ、「時間がないけど1回15分の勉強なら…」とやってもらえる教材に仕上がっています。

45年以上の実績から無理なく続けられる教材に集中したになっています。

すららの学習内容

すらら 口コミ

すららは、学年にとらわれない無学年方式の学習を採用しています。

学校の授業に合わせてではなく、子どもにあった教材を使って勉強を進めていきます。

教科の分野毎につまづいたポイントから振り返り学習ができる設計となっており、苦手を根本から解消し、自己肯定感を育みながら最短ルートで授業に追いつけるようになっています。

すららのさかのぼり、先取り学習

進研ゼミは学校進度に合わせていますが、すららでは、そもそも学校の授業についていけていない子に向けて学習できる設計となっています。

極端な話、中学2年生で小学4年生の授業を受けることもあります。

それはその子にとって必要な学習単元であり、現在の学校授業を理解するための土台作りです。

すららは子どもと向き合って必要な教材を学びます。

進研ゼミ すらら 学習比較2:学習設計

進研ゼミとすららの学習設計を比較しました。

  • 進研ゼミ:子どもの忙しさや、「忙しさ」「トクイ・ニガテ」「目標」に合わせて学習プランを自動で作成
  • すらら:すららは、すららコーチが進捗状況や家庭内の様子をヒアリングして子どもに合わせて設計

進研ゼミの学習設計

進研ゼミ中学講座の個別プラン

進研ゼミの学習は毎月課題が決まっており、その中から自動で学習プランを設計してくれます。

小学生の場合では、1日15分の学習で教科、量を自動でおすすめしてくれます。

進研ゼミ 学習計画 修正

また、中学生は、学習の進捗状況に合わせて学習プランを毎週自動で修正してくれます。

進研ゼミの教材は、短い時間に勉強することを想定しているので、何をやるのか迷わないように設計されています。

すららの学習計画

すららの学習計画は専属のすららコーチが学習設計を立ててくれます。

すららコーチとは、現役の塾の先生や、指導経験・子育て経験のあるママコーチがその経験を知識を活かして、学習週間の身に付け方や学習に関する悩み、基礎学力、成績を上げるための学習設計をサポートする専属コーチです。

すららの学習は、進研ゼミのように何をやるか明確ではありません。

子どもの苦手を克服するためにどのような勉強を進めていけば良いか選択しなければならないからです。

現役の学習塾の先生が「学習データ」と「家庭での生活状況」から学習設計を立ててくれます。

テストや授業に追いつくまでに必要な単元数、毎週どの程度の勉強量が必要なのかを明確に提示してくれるので具体的な勉強内容がわかります。

すららの学習は苦手克服(または得意を伸ばす)がメインです。

進研ゼミのように短時間の学習ではなく、遅れを取り戻すための学習なので学習量は多くなります。

ただ、子どもの学習へ向かう姿勢もあります。

「じっと座っていられない」など

そういった子どもの特性に合わせて、どのように勉強を進めればよいかまで設計し伝えてくれます。

進研ゼミ すらら 学習比較3:勉強を続ける仕組み

進研ゼミとすららの勉強を続ける仕組みで比較しました。

教材名 進研ゼミ すらら
子どものご褒美
(ポイント)

あり

なし
ランキング機能
なし

あり
  • 進研ゼミ:1回15分の集中できる勉強+赤ペン先生による毎月の添削、努力賞ポイントでごほうびと交換がある
  • すらら:子どもが飽きない工夫。勉強量を競い合う仕組みが構築されている。

進研ゼミの続けられる仕組み

進研ゼミの1回15分の勉強の理由

進研ゼミの続けられる仕組みの一つは、1回15分の学習設計です。

子どもの勉強についてアンケートをとっており、1回15分というスキマ時間で学習できるように設計しています。

中学生向けのアンケート調査に夜と、8割近い中学生が集中力に他人よりも自身がないと感じており、集中できる時間が1時間未満という回答が9割を占めていました。

習い事、部活動など学校以外の時間も忙しい子どもにスキマ時間に楽しく勉強してもらうことを目標に進研ゼミの教材は作られているのです。

進研ゼミ 中学生 努力賞

2つ目の進研ゼミの続ける仕組る仕組みとして、努力賞があります。

努力賞のため方は、毎月の赤ペン先生の添削問題などの提出課題を行うことです。1教科につき2ポイントもらえます。

この努力賞は昔からあり、小学生、中学生、高校生ともらえる賞品に若干の違いがあります。

子どもが欲しがる物を賞品として取り扱っており、そこを目標に努力をする仕組みを作っています。

子どもの勉強の目標となるきっかけ作りのためです。

欲しいプレゼントがあり、目標に向かって努力して、達成できる。プレゼントを過程は、おのずと学習習慣が身につきます。

目標が明確なので楽しんで子どもが勉強に取り組むようになります。

すららの続けられる仕組み

すららの続けられる仕組みとしては子どもの発達科学研究所と共同開発した飽きない学習システムを使っていることがあげられます。

低学年コースでは学習障害の傾向がある子ども向けに応じるために「つまずきやすいポイント」を暑く指導するカリキュラム構成・見やすい画面・理解しやすい説明になるようにしています。

ワーキングメモリを支える多感覚学習を採用しており、「見る、聞く、書く、読む、話す」といったいろいろな感覚を使ってゲーム感覚で学習できます。

すららは学校の授業についていけていない子を対象としており、わかりやすい多感覚を使った教材につまづきの原因まで学び直す戻り学習が強みです。

すららカップ

二つ目は、すららの学習量を競い合うすららカップの開催です。

期間中2ヵ月間の「総学習時間」や「総学習ユニット数」で、学年やエリアを問わず、すべての「すらら」利用者同士が競い合う大会を開催しています。

この大会の面白い点は、学習の結果ではなく、学習量に着目していることです。

学習量が上がれば、結果はついてくるという考えの元で行っています。

競争を起こせば子どもの勝ちたいという意欲が生まれます。

学習量で競うわけですから子どもが勉強量を意識するようになります。勉強量の多さ=良いことと結び付けられるので子どもが楽しく勉強を続けらるきっかけ作りになります。

進研ゼミ すらら |料金の違い

教材名 進研ゼミ すらら
小学1年生 3,250円〜 3教科:8,228円〜
4教科:8,228円〜
5教科:10,428円〜
小学2年生 3,490円〜
小学3年生 4,460円〜
小学4年生 4,980円〜
小学5年生 5,980円〜
小学6年生 6,370円〜
中学1年生 6,990円〜
中学2年生 7,140円〜
中学3年生 7,190円〜
初期費用 なし 小中・中高5教科コース:7,700円
小中・中高3教科、小学4教科コース:11,000円

進研ゼミは、初期費用0円で月額費用のみで利用できます。タブレット利用の場合は、6ヶ月利用すれば0円でもらえます。

毎月の費用は毎月払い、6ヶ月一括払い、12ヶ月一括払いとあり、12ヶ月一括払いが最も安いです。

一方で、すらら は初期費用が必要で教科数によって料金がかわります。

進研ゼミ すらら|どっちがおすすめ

進研ゼミとすららを比較するとまったく別物であることが分かりますね。

それぞれターゲットとする子どもが違うのでそれぞれおすすめできる子どもの特徴を見ていきましょう!

進研ゼミがおすすめな子

こんな方におすすめ

  • 学校の授業についていけており予習・復習よく勉強したい子
  • 自動丸付けと解き直し、赤ペン先生の添削で学校授業を定着させたい子
  • 勉強のやる気がなく楽しく勉強をしたい子

進研ゼミは、子ども一人で学習できるように設計されています。

1回15分〜と短時間で学校進度に合わせた学習を手書きで効率よく学べます。スキマ時間に決められた学習内容を行うため、学習習慣が身につきやすいです。

そのため、部活動や習い事が忙しくても短時間で家庭学習を済ませることができるので日々の学習を定着させながら成績アップを目指せます。

進研ゼミの学習教材は小学校、中学校で少し異なります。

  • 小学生:子どもが楽しく勉強できるような教材、好奇心を育てる教材を用意
  • 中学生:効率の良い学習、9教科分の定期テスト対策、4技能の力を伸ばす英語教材。タブレット、テキストの両方を利用

小学生は勉強が楽しくなる。中学生は日々の学習を確実に定着させ、定期テストでしっかり点数をとる。

これが進研ゼミの特徴です。

進研ゼミは、やることを迷わず、分かりやすい教材で学習を続けることに優れている教材です。

 

参考:チャレンジタッチ 口コミ

 

すららがおすすめな子

こんな方におすすめ

  • 算数(数学)、英語、国語などの積み重ね学習で苦手がある子(テストが20〜30点)
  • 学校の授業よりも先に進めたい子
  • 学習障害や不登校など子どもの学習で悩みがある方

すららは、進研ゼミと異なり、無学年式学習を採用しています。

勉強が苦手でも飽きないように1単元15分のスモールステップ式で学習を行います。得意な科目は伸ばしていき、苦手な科目は単元毎に戻り学習をしてつまづきを解消してくれます。

子どもがどこでつまづいているかの把握は学習塾でも難しいです。

かと言って、1学年前の復習をするには膨大すぎます。

すららでは、体系的に学習できる独自のカリキュラムを作っており、苦手を自動的に判別し、解消するシステムを構築しています。

AIに任せた学習が可能なのです。

また、サポート面では、「子どもの学習データ」「保護者のヒアリング」を元に現役の塾の先生であるすららコーチが対応してくれます。

学習スケジュールを個別に立ててくれて、子どもへの励ましを行ってくれます。

学習量、保護者、子どもへのサポートを比較するとすららの方が圧倒的に優れています。

苦手や得意が極端にある子、学習面で不安に感じることがある方はすららがおすすめできます。

 

関連ページ:すらら 評判・口コミ|通信教育の特徴は?

 

進研ゼミ すらら 学習比較まとめ

結論

  • 進研ゼミは、部活動と学校授業、テスト対策を効率よく行いたい子向けです。9教科対応で毎月の赤ペン先生で添削。
  • すららは学校の授業についていけてない子が苦手を克服して得意に変える教材。すららコーチが子どもの特性に合わせて学習を設計。

進研ゼミ、すらら共に資料請求を行っており、学習内容や体験教材が無料でもらえます。

検討している方は、まずは資料を請求してみてくださいね。